2005.6〜掲載中
未『感性』世界
ポエム作品/シグマさんの作品

雨音を数えて、
その音の繊細な模様をみる。
風の声を聴いて、
その声と会話する。

森の中で、
緑色の深いざわめきに耳を委ね、
無数の命の鼓動と、己を結合する。
温もりある音の世界に、暫し己を沈め、

眠りにつくように、
荒々しくも美しい鼓動に抱かれる。

原始の古に、
初めて音の存在を知った者は、
果たしてどのように、
この不可解な美しさを弄んだのか。

ヒトは、
かくも美しき旋律を、 やがて、
己の狭い入れ物に詰め込んだ。

そうして生まれた音の溢れる現代。
それはもはや、
かくも稚拙。
かくも無表情。

熱き鼓動の響きを失い、深き色合いを亡くしたそれは、
さながら目的をなくし、さまようのみの玩具も同じ。

今人々に言う。

立ち帰れ、

己を魅了した音の本懐へ。

2005.2〜2005.6掲載
−運命の輪−
ポエム作品/修♪さんの作品

初まりの寧言は運命(さだめ)
繰り返される睦言は淘汰
幾度の果てを越えて
涙で滲んだ紺碧の川は全てを映す鏡の様

緑から黄、赤へと移ろう閑寂の吐息
一羽の烏が雲を見上げて哭いている
そぼ降る雨が冷たいのだと

煌々と輝くのは過去の結晶
誰もが其処に居たとして
いずれは掻き消される痕跡

瞬くは朝夕の夢
脈々と受け継がれる血の螺旋
紡がれる言の葉は子守唄の様

それでも日は昇り
それでも月は沈む

蒼の風とともに あなたとともに
ハナビシ草が 風に 揺れている。

2004.2〜2005.2掲載
葉達
ポエム作品/市松模様さんの作品

遠い遠いはるか遠い彼方より
暖かな風に乗せられ飛んでくる多くの(言の)葉達に魅せられる

それらを集めて寄り添ってみると、この冷えた心にほのかな火が灯り始める

そして再び想いを馳せて筆をとる

2003.?〜2004.1掲載
まよいの森
ポエム作品/タリムさんの作品

ある日 森の中を歩いてたら道に迷った
ここは一度入ったら二度と出れない禁断の森
私は かなりあせった
森をでようとすればするほど迷ってしまう

しかし迷って良かった

なぜなら まよいの森と言う素晴らしい世界に足を踏み入れたのだから
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